みどころ The main feature

本展覧会は子どもから大人まで心から楽しんでいただけるように、7つの視点から江戸絵画の展示構成にたくさんの工夫が盛り込まれています。
奇想の画家達が描いた江戸絵画の「美」と「生命」の世界に触れてみませんか。

会期中に展示替えを行います。詳細はPDFをご覧ください。
※作品の状況等の理由で、展示期間を変更することがあります。
※目録は随時更新いたしますので、ご来館の前にご確認いただければ幸いです。

[展示替えリスト]

ようこそプライスワールドへ

(ⅰ)目がものをいう

(ⅰ)はプライスコレクションの顔見世ともいうべき、イントロダクションです。
崖の上からこわごわ下を覗くお猿さん。ギョロ目の大きな虎。何かをしゃべり出しそうですね。少し怖い幽霊の絵。達磨と美人との衣装の取り換えっこ。気難しいが、どこか愛嬌のある達磨さん、などなど……。江戸絵画のユーモアを愛するプライスさんが、どこに目をつけたかがよくわかります。動物や人間、達磨さんの、いろんな目つきがおもしろいですね。

【岩上猿猴図】
岩のうえのサル

渡辺 南岳
1幅 120.3×49.5cm

【虎図】
トラ

谷鵬
1幅 149.2×91.2cm

【達磨遊女異装図】
「だるま」さんと〈ゆうじょ〉
さんが着物をとりかえっこ

竹田 春信
1幅 62.5×38.0cm

【柳下幽霊図】
柳のしたの幽霊

呉春・松村景文
1幅 190.5×72.0cm

(ⅱ)数がものをいう

(ⅱ)では、数遊びをお楽しみ下さい。
雅熙の「百福図」は、お多福さんを百人集めたと言いますが、本当に百人いるのかな?お多福さんは、美人ではありませんが、福を呼ぶ縁起の良い女性として愛されました。鈴木其一の「群鶴図屏風」の鶴はいったい何羽いるのだろう?

【百福図】
「おたふく」がいっぱい

雅熙
1幅 113.8×42.0cm

【百福図】部分

【群鶴図屏風(右隻)】
ツルの行列

鈴木 其一
6曲1双 各162.5×358.8cm

(ⅲ)○と△

(ⅲ)は、何かと何かとの対照を狙った絵です。長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」は、白い動物と黒い動物、画面をはみ出るように大きい動物と、小さな可愛らしい動物という、二重の対比が含まれています。葛蛇玉という無名の画家の描いた屏風では、雪の降る夜中に、松の木に兎が止まり、梅に番の烏がいます。謎めいた白黒の対比ですね。すくすくと伸びる春の麦穂と、たわわに実る秋の稲穂とを対比させた季節感にあふれた円山応震の屏風もあります。

【白象黒牛図屏風】
白いゾウと黒いウシ

長沢 芦雪
6曲1双 各155.3×359.0cm

【雪中松に兎・梅に鴉図屏風】
雪の夜の白いウサギと黒いカラス

葛蛇玉
6曲1双 各153.7×353.0cm

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