みどころ The main feature

本展覧会は子どもから大人まで心から楽しんでいただけるように、7つの視点から江戸絵画の展示構成にたくさんの工夫が盛り込まれています。
奇想の画家達が描いた江戸絵画の「美」と「生命」の世界に触れてみませんか。

会期中に展示替えを行います。詳細はPDFをご覧ください。
※作品の状況等の理由で、展示期間を変更することがあります。
※目録は随時更新いたしますので、ご来館の前にご確認いただければ幸いです。

[展示替えリスト]

生命のパラダイス

プライスコレクションを代表する若冲の大作「鳥獣花木図屏風」のみを展示するコーナーです。8万6千個ものマス目に色を埋めるという、気の遠くなるような作業の果てに完成したこの屏風。その個性的な描き方は、現代においても私たちの目を奪います。しかしそれ以上にこの屏風を魅力あるものとしているのが、描かれた動物や鳥たちです。白象と鳳凰を中心にたくさんの動物や鳥たちが集う様子が、ユーモラスな形と明快な色彩で表現されています。明るくそして楽しげな画面には生命の輝きが感じられ、その点においてもプライスコレクションを象徴する作品といえるでしょう。

 

【鳥獣花木図屏風】花も木も動物もみんな生きている

伊藤 若冲
6曲1双 各168.7×374.4cm

若冲は仏教に深く帰依し、「草木国土悉皆成仏」(そうもくこくどしっかいじょうぶつ:草木や国土のように心を持たないものでさえ、みんな仏性があるから、成仏する)という考えを身につけていました。代表作の《動植綵絵》、そしてプライスコレクションの白眉とも言うべき《鳥獣花木図屏風》には、若冲のそんな考え方が色濃く投影され、「生命」の煌めきと歓喜に満ちています。

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